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開発のエピソード

ダンボール車椅子の開発に関して苦労した点は沢山ありました。

試作は2011.3.11の震災以降、本業を行いつつ何台も作っては改良するの繰り返しでした。
設計構想からは10年以上、実際の試作実験は4年近くの時間をかけました。

① 強度
 このダンボール車椅子は、140kgの元お相撲さんが使用しても壊れませんでしたが、
 耐荷重は100kg以下とさせて頂いております。
 使用してるダンボールは、通常ホームセンターで売っているような薄いものではなく、重量物
 などを梱包配送するような特別強度の高い強化ダンボールを使用しています。
 これは、災害時に様々な人が、特別な環境下で使われることを想定したものです。

② 現場での組み立てやすさ
 通常は専用ケースに入れられています。いざ使うときの組立てやすさはとても気を使いました。
 具体的には、説明書の読みやすさ、部品点数、軽さです。
 部品点数を少なくすることで、組立説明書が簡易にできます。
 また女性や高齢者が作ることを前提として、一つ一つの部品は大人が片手で持てる程度です。
 ダンボール車椅子の総重量は約7kgと軽量です。

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